ジャカルタ、チカラン間で交流を 日系中小の発展加速へ SMEJ

 全日系中小企業連合会(SMEJ、小林一則理事長)は29日、南ジャカルタで東西交流会を開き、ジャカルタ特別州と西ジャワ州ブカシ県チカランで邦人交流を緊密化させる方針を決めた。
 交流会には、金杉憲治駐インドネシア日本大使、日本貿易振興機構(ジェトロ)ジャカルタ事務所の髙橋正和所長のほか、両地区の企業や日本人学校の関係者ら30人が参加した。
 SMEJの小林理事長はあいさつで「SMEJを日系中小企業の知恵を集める機会として利用してもらい、企業の競争力を高めてほしい。またチカランとジャカルタの邦人交流を加速させたい」と述べた。
 黄武麟理事によると、中小企業はサプライチェーンの中で多くの情報を得ているが、枠を超えた横のつながりができない。このため黄氏は「SMEJに新規加盟する中小企業は、ジェトロなど協力組織から情報を得られることを知ってほしい」とし、関係組織にはさらなる協力を訴えた。(坂田恵愛、写真も)

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