討議議事録に署名 SDGs強化プロジェクト JICA
国際協力機構(JICA)はこのほど、インドネシア政府と「持続可能な開発目標(SDGs)地方実施体制強化プロジェクト」に関する討議議事録に署名したと発表した。地方政府の政策立案や実施、モニタリング、評価体制の強化を後押しすることで、SDGs達成に向けた取り組みの促進につなげる。
国際社会でSDGsの実現に向けた取り組みが展開される中、インドネシアも国を挙げて目標の達成に取り組んでいる。JICAはこれまでの支援を生かしつつ、国家開発計画庁(バペナス)やSDGs事務局を主なカウンターパートとして事業を進めていく。
JICAは広大な国土を抱えるインドネシアでは、地方での取り組みには特有の課題に沿った能力強化を必要としていて、目標達成には国内の非政府団体、地方の中小企業の参加が不可欠な状況とみている。
国内各地の大学や研究機関に設立されている組織を介した支援体制の構築や、非政府団体とのパートナーシップ促進にも取り組んでいく。