ジャカルタに現法設立 JERA
東京電力フュエル&パワーと中部電力の合弁企業のJERAはこのほど、ジャカルタ特別州内に現地法人「JERAエネルギーインドネシア」を設立し、本格的に営業を開始したと発表した。インドネシアの脱炭素ロードマップの分析に基づく市場調査や、再生可能エネルギーといった案件の評価・検討を展開していく方針という。
JERAは、インドネシアの電力需要増加が見込まれるとする一方、石炭火力発電への依存度が高く、経済発展を支えるエネルギーの安定供給と脱炭素化の両立が大きな課題となっているとみる。
現地法人では市場調査やパートナー企業の調査・選定を進める。関係省庁や国営電力会社PLNなどとの関係構築を通じて事業機会を追求していく。
液化天然ガス(LNG)の調達から発電までを手がける一体型プロジェクトなどの案件の情報収集も進める。