首都中枢で3000人デモ 最賃15%の引上げ要求 KSPI
最低賃金の見直しなど労働環境の改善を求め、労働組合総連合(KSPI)が組織したデモ隊が9日、中央ジャカルタのモナス(独立記念塔)近くと憲法裁判所前で大規模な抗議集会を開催した。主催者側の発表によると、労組メンバーら3千人が参加した。
集会でKSPIのサイド・イクバル議長は、「政府に対し雇用創出法(オムニバス法)の廃止、そして2024年までに労働者の最低賃金の15%引き上げなどを要求する」と述べた。10日にも大規模集会を計画しているという。
集会開催中は付近の道路が封鎖されており、タムリン通り周辺は一時大渋滞となった。(センディ・ラマ)