日本はもう真夏
インドネシアでは一年中気温が高く、日本のような四季を感じることはできない。季節の移り変わりの匂いを感じるのが好きな私はそれを感じられなくて日本の四季がちょっぴり恋しく感じる。
友だちの動画を見ているとそこにはせみの鳴き声が聞こえてきた。日本の夏は暑いし、湿度も高くて、外に出ると汗が出てくる。それでも、あのせみの鳴き声が聞こえると、「ああ、夏が来たな」と思う。
毎年夏にやりたくなるのが、夕方の日が落ちる時間に自転車に乗って、川沿いを走ること=写真。日が延びて川沿いは風が気持ち良く、自然を感じることができる。夕焼けが美しく、川の流れとともに自転車を走らせることは、至福の時間である。自転車を停めて夕陽を見ながら音楽を聴いたり、ぼーとして黄昏る時間が好きだ。
今はゴジェックやタクシーで、目的地を決めてそこの場所を楽しんだり、近場の散歩で距離の短い範囲しか動けてないが、自転車を買って自由にのんびりとサイクリングがしたい。
日本の夏は、たくさんの夏の楽しみがある。コロナ禍も明け、今年は酷暑のようだが、たくさんの花火大会やフェスが開催されると聞いた。日本の夏は感じられなくても今ここで自分がやりたいことを楽しみたい。(野元陽世)