ショールーム開設 カンディハウス 海外11店舗目
木製家具製造・販売のカンディハウス(北海道旭川市)は21日、南ジャカルタで高級家具をそろえたショールームの開所式を行った。ショールームはファトマワティ通りの高級家具ショップ「カッタ・インドネシア」内に開設。192平方㍍のショールームに67点を集めた。
商品の7割強を北海道産材を使用しているカンディハウスはこれまで、韓国、豪州、香港、インド、シンガポール、ニュージーランド、中国など10の国と地域で海外販売を展開してきた。
インドネシア進出はカッタ・インドネシアの経営陣が昨年、シンガポールでカンディハウスの商品デザインと加工技術の高さに惚れ込み、ショールーム開設に至った。
カッタ・インドネシアのウィジ・クスマニングラム取締役によると、カンディハウス製品購入の引き合いはすでにあるという。
カンディハウスの染谷哲義社長はインドネシア進出について「また新しい国で販売展開できることに喜んでいる。インドネシアの人々に当社の製品の良さをこれから知ってほしい」と話した。(坂田恵愛、写真も)