スーダンから542人退避 在留者は約1200人 外務省
外務省は24日、戦闘が続くスーダンの首都ハルツームから、在留インドネシア国民を国外退避させる作戦を開始したと発表した。第1段階では542人を救出した。人数は当初、538人とされたが、外務省はその後、542人に修正した。
一行は紅海の港町ポート・スーダンから海路でサウジアラビアのジェッダに逃れ、今後、空路で帰国の途に就く計画という。
退避した538人は、留学生や在スーダンインドネシア大使館の救出チームのメンバーなど。外務省によると、第2段階では298人の退避を予定しているが、ルトノ・マルスディ外相によると人数はさらに増える可能性があるという。
政府はスーダン国内に滞在する自国民で、希望者はすべて退避させる方針だ。同大使館によると、すでに退避した人を含め留学生を中心に計1209人の在留を確認しているという。(センディ・ラマ)