4年ぶり再開で熱戦 三都市親善スポーツ大会 50人参加
バリ、ジャカルタ、スラバヤの在留邦人が参加する三都市親善バリ・スポーツ大会が18日、サッカーに限って4年ぶりにバリ州バドゥン県ジンバランで開催された。この日を待ちわびた在留邦人ら約50人が、雨上がりの灼熱の中、真剣勝負を繰り広げた。
各チーム総当たりで行われた今大会は、1勝1敗ずつで勝ち点が並ぶ激戦となったが、得失点差の末、バリチームが優勝を勝ち取った。今大会が2度目の参加となったバリチームの主将、花山京太さん(44)は「久々の三都市大会で優勝は、やはり気持ち良い」と笑顔を浮かべた。
試合終了後に行われた懇親会では、ピッチ上で繰り広げられた熱い戦いとは一転して、同じ異国の地で頑張る日本人の仲間として笑顔があふれ、親睦を深めた。
2019年まではサッカーを含めてソフトボール、テニス、バドミントン、ゴルフの5種目で行われてきた三都市スポーツ大会。サッカーで三度目の出場となったスラバヤチームの椎根浩さん(42)は、「インドネシアで結ばれたせっかくのご縁、スポーツを通じて、もっと交流を深めたい」と語った。
過去に2つの競技に出場した経験のある参加者もおり、他競技も含めた三都市スポーツ大会復活を願う声や、各都市への遠征を計画する案もあがった。(バリ島=千葉健太、写真も)