投資額1兆ルピア 橋の建設工事を受注 中国建築
西カリマンタン州ポンティアナック市で橋りょうの建設工事を受注した中国国有建設大手の中国建築は2日、中央ジャカルタのホテルで事業を立案した地元企業カプアス・ブルカ・イラヒと協力覚書を交わした。
地元メディアによると、同市を流れるカプアス川をまたぐ橋りょうは、全長700㍍、幅30㍍。着工は3月を予定し、約14カ月間で完工を目指す。投資額は1兆ルピア。事業を立案したカルソノ社長は「潮の満ち引きを利用した国内初の潮力発電も備えた橋でもある」と述べ、橋の発電で得られた電力は、街路灯などに利用するという。
また、ポンティアナック市長は橋の建設効果について、「これまで市内から北部へのアクセスはフェリーで1~2時間かかっていたが、橋が建設されれば10~15分に短縮できる」とし、渋滞の緩和にも期待した。