練習の成果を堂々と 3年ぶり合同ピアノ発表会
日本人の母親を持つシティ・ノルシア先生のピアノ教室が主宰する発表会「第25回ザ・インターナショナル・ランゲージ・オブ・ミュージック」が4日、南ジャカルタの音楽ホールで3年ぶりに開かれた。
この日、ジャカルタ日本人学校(JJS)の創立時から音楽教諭を務めたサキナ・ジャワス先生が教えるピアノ教室のインドネシア人生徒5人が加わった合同発表会となり、4〜15歳の生徒23人が日頃の練習の成果を堂々と演奏した。
カナダへの引っ越しが決まり、今回が最後となった岡本彩加さん(10)は「強弱をつけて弾いたときの音のきれいさが好き」とし「カナダでもピアノを続けたい」と笑った。
ノルシア先生は「中学生くらいの年頃になると感性がより豊かになるので出る音が変わってくる。生徒にはもっと感性を磨いて欲しい」と語った。
一方、発表会の最後に木製の音板を持つ鍵盤打楽器マリンバの情熱的な演奏を披露したサキナ先生は、「今日演奏した曲は、楽しんでもらえるよう誰もが知っている曲を選んだ」と語った。 (青山桃花)