3年分の思いをのせ JJM きょう、幕を開ける
日本とインドネシアの友好を深めるイベント「第12回ジャカルタ日本祭り」(JJM)が新型コロナの影響で中止が続いた3年分の思いをのせて14日、幕を開ける。会期は16日までで、中央ジャカルタのfXスディルマンを会場に行われる。1階と3階のアトリウムでは64ブースが出展し、来場者を楽しませる。
午前11時からオープニングセレモニーが行われる15日は、コンサート会場となるJKT48劇場でJKT48はもちろん、歌手の加藤ひろあきさんやインドネシアの若者に人気のハニン・ディヤさん、ビデオ出演するスキマスイッチなどのアーティストが出演。司会を務める「インドネシア住みます芸人」のそこらへん元気さんと元JKT48メンバーのアヤナ・シャハブさんが会場を盛り上げる。
今年のJJMでは、15日の様子が動画配信サイト「ユーチューブ」で配信され、世界中どこからでもJJMに参加できる。
15〜16日に行われるfXスディルマン3階のアトリウムのステージパフォーマンスでは、日本語ミュージカル劇団「en塾」、よさこいチーム「インドネシア・よさこい・オールスター」、バレエチーム「アンジェリーナ・バレエ・スタジオ」、ジャカルタ・ジャパンクラブ(JJC)バリダンス部「スカール・プチュック」、和太鼓チーム「弁天」などが披露するパフォーマンスでJJMを盛り上げる。
16日の早朝には毎週日曜に行われるカーフリーデーに合わせ神輿(みこし)体験も実施される。そのほか、バティック・ファッションショーやブタウィ舞踊なども行われ、インドネシア文化も堪能できる3日間となる。(青山桃花)