上映の14作品発表 3年越し日本映画祭 国際交流基金
映画を通じて日本文化を紹介する国際交流基金ジャカルタ日本文化センターの「日本映画祭(JFF=Japanese Film Festival)での上映作品が発表された。胸に響く人間ドラマを中心に14作品が選出された。
第16回本屋大賞を受賞した瀬尾まいこ氏の小説を映画化した前田哲監督の『そして、バトンは渡された』。前田監督は「本作は『人生は残酷だけど捨てたもんじゃないよ』と耳元でささやくような優しさに溢れている」と映画祭へメッセージを寄せた。
また、第45回日本アカデミー賞で優秀作品賞・優秀監督賞など11部門を受賞した『譲られなかった者たちへ』や第26回ファンタジア国際映画祭長編アニメーショングランプリを受賞したミュージカル・アニメーション『犬王』。
そのほか、ドラマから『空白』『BLUE/ブルー』『ハケンアニメ!』『死刑にいたる病』『さんかく窓の外側は夜』『ステップ』『すばらしき世界』。アニメから『ブルーサーマル』『映画えんとつ町のプペル』、コメディから『ライアー×ライアー』『一度死んでみた』が上映される。
日程は中央ジャカルタのグランド・インドネシア内にあるCGVシネマで11月3~6日、南スラウェシ州マカッサル市のパナクカン・スクエア内にあるCGVシネマで11月18~20日、西ジャワ州バンドン市のパリス・ファン・ジャワ内にあるCGVシネマで12月2~4日。
上映スケジュールやチケット販売に関する情報は10月下旬に発表する予定という。