公用車のデザイン一新 日本大使館 日イ友好を象徴
在インドネシア日本大使館は、公用車として導入した日産の電気自動車(EV)「リーフ」の外装を日イの友好を象徴するデザインに一新した。同公用車を利用する田村政美次席公使は28日、じゃかるた新聞の取材に「存在感あるこのEVで日本のEVを積極的に宣伝していきたい」と意気込んだ。
新しいデザインはインドネシアの国旗「メラ・プティ(紅白)」と日本の「日の丸」を組み合わせたデザイン。また、車体に入る「Mobil Listrik Jepang(日本の電気自動車)」の文字は日本製EVの存在感を際立てる。
田村氏は新デザインについて、「一目で日本のEVと分かるのがポイント。脱炭素化に向けた世界的な流れが加速しており、日本のEVをインドネシアの人にアピールするのが最大の目的だ」と強調した。
田村氏はまた、23日の納車後に「町中を走っていると若い人たちが興味深そうに見ている。写真撮影も歓迎だ」と語った。(長田陸、写真も)