独立記念日に新紙幣流通開始 中銀 材質向上
インドネシア中銀は18日、77回目の独立記念日となった17日、新紙幣を発行したと発表した。これまでの紙幣も使え、新紙幣は段階的に全国流通させる。地元メディアが報じた。
新紙幣が発行されたのは1千、2千、5千、1万、2万、5万、10万ルピアの7種類となる。
新紙幣の基本的な図案や肖像として描かれる人物に変更はないが、印刷がより鮮明になったほか、材質が向上した。また大きさは10万ルピア札を除いて全紙幣が小ぶりになる。5万ルピア札の場合、横が約4㍉短くなり、縦が2㍉長くなる。
中銀は新紙幣を発行した理由について、「高品質の紙幣を流通させることで、偽造を難しくさせる」と説明した。