国内移動でPCR義務化 ブースター未接種で 対策本部回状

 新型コロナウイルス合同対策本部は新型コロナワクチンでブースター接種を終えていない18歳以上の国民に対し、国内移動でPCR検査の義務化を決定した。規制強化は新型コロナの感染者数が増加傾向にあるため。11日付けの同対策本部の回状(2022年第23号)で明らかとなり、同日から施行した。地元メディアが報じた。
 ブースター接種を終えていない場合は、出発72時間以内のPCR検査による陰性証明が必要となる。すべての公共交通機関で陰性を証明する必要があるが、市・県・州境を超えない移動の場合は検査不要となる。
 10日までの規制では出発24時間以内の抗原検査による陰性証明も認められていた。
 また、18歳未満で2回接種を終えている場合は検査は不要。1回接種の場合は出発24時間以内の抗原検査、または72時間以内のPCR検査による陰性証明が必要となる。6歳未満は検査を受ける必要はない。(長田陸)

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