最低200万ルピア台に高騰 ジャカルタ~シンガポール 航空券
ジャカルタ~シンガポール路線の航空券の価格が急騰している。2日時点で、航空券の直近価格は最低200万ルピア台(片道)となっている。本来同路線の航空券は50~80万ルピアで販売されており、価格は3~4倍に跳ね上がった。主因は原油価格の世界的な高騰という。地元メディアが報じた。
シンガポール以外にもタイやマレーシアなどインドネシア近隣諸国を結ぶ便の航空券も本来の2倍以上となっている。
インドネシア航空券発行業者組合(アスティンド)のパウリヌ・スハルノ事務局長は5月31日、世界的な原油価格の高騰以外にも新型コロナ規制に伴う減便も一因と指摘。コロナ禍前に比べ「プロモーション価格を適用する航空会社が減った」と説明している。