指導の声、優しく、厳しく 伝統舞踊を練習
中央ジャカルタの文化施設タマン・イスマイル・マルズキ(TIM)で毎週金、日曜日に子どもたちがバリ舞踊やガムランの練習を行っている。
「手の角度を気をつけて」「足が上がってないよ」。6歳以上の子どもたち約10人に、グラハ・バクティ・ブダヤ劇場前の軒下で厳しい指導の声がかけられている。
2年間練習を続けているエフェンカさん(9)は「練習は大変だけど、上手にできると先生が褒めてくれる」とにっこり。
子どもたちは毎週、学校の授業が終わった後に集まり、年2回の発表会に向けて練習を続けている。次回の発表会は10月。エフェンカさんは「上手になるにはまだまだ。でもあと4カ月あるし、もっと頑張る」と話した。(高橋佳久、写真も)