燃料サーチャージの導入認可 最大20%の値上げ 運輸省
運輸省は19日、国内線の航空運賃に上乗せする「燃油サーチャージ」制度の導入を18日から認めると発表した。世界的な燃料価格高騰に伴い、航空機の運航に支障をきたさないようにするためとしている。同省公式ホームページが明らかにした。
燃油サーチャージ制度の対象となる航空機について、運輸省のアディタ・イラワティ報道官は「燃料価格の高騰による影響で、運航コストが10%上昇した際に認める」と説明。ジェット機で運賃上限の最大10%、プロペラ機で最大20%認めるという。
また、同制度は3カ月に一度、または運航コストに大きな変化が確認された時に見直しを行う。今回の決定について、アディタ氏は「航空会社、消費者協会(YLKI)、航空関連の専門家などと協議したうえで決定した」と話している。