児童生徒数、コロナ前に戻る BJS入園・入学式 6月には運動会を
バンドン日本人学校(BJS、西ジャワ州バンドン市)で14日、入園・入学式が行われた。幼稚部1人、小学部2人、中学部1人を新たに迎えたBJS。式では在校生、保護者、来賓を招いて実施した。翌15日には通常通りの対面授業を開始、コロナ禍前とほとんど同じ人数で新学期をスタートした。
入園・入学式では、新入園児・児童生徒が学校でがんばりたいことを発表した。音楽や英語の授業、テスト勉強に力を入れたいなどの声が挙がった。
じゃかるた新聞の取材にBJSの山田啓史校長は、「コロナ禍で在校する子どもの数が減り続けていたが、ここにきて増加傾向に転じた。5~6月に向けた入学の問い合わせもあり、幼稚部から中学部まで合わせると、コロナ禍前とほぼ同じ人数になる」と笑顔を見せる。
コロナ禍前と同じスタートを切れたBJS。山田校長は「今年は学校行事をすべて行いたい」と意気込む。6月には運動会を実施する予定という。
また、BJSでは七夕や鯉のぼりなどの日本の伝統紹介、文化体験をする公開授業にも注力する。山田校長は「現地の学校に通ってる邦人の子ども、日本の教育体制に興味がある現地の子どもたちにも、ぜひ見学してほしい」と語った。(バンドン=長田陸、写真も)