産業スマート保安で覚書 日イ政府

 インドネシア工業省と経済産業省はこのほど、「インドネシアの化学産業における産業スマート保安制度の強化に関する両国間協力に関する覚書」に署名したと発表した。

 人工知能(AI)やloT(モノのインターネット)などの活用を通じ、インドネシアの化学プラントの安全性や、効率性の継続的な向上などが期待できるという。
 主な協力内容は、産業スマート保安に関する日本・インドネシア政策対話の開催、人材教育、研修、セミナー、ワークショップ、人材育成プログラムを通じた能力開発などとなる。
 インドネシアは、第4次産業革命(インダストリー4・0)導入に向けたロードマップにおいて、化学を優先分野の一つとして位置づけている。また、日本がこれまでに経験してきたプラント設備の高経年化に対し、自国での課題を認識していた。
 両省はすでに、2020年度からスマート保安分野での協力を始めており、スマート保安セミナーの開催などを続けてきた。覚書締結により、取り組みを具体的、継続的に実施していく。

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