子どもの関わり合い想起 ふれあいフェス実施 JJS
ジャカルタ日本人学校(JJS、バンテン州南タンゲラン市)で26日、リレー競技やよさこいソーランなどを披露する「ふれあいフェスティバル」が開催された。競技は校内体育館で学年ごとに分散して実施。新型コロナウイルスの感染対策に細心の注意を払った。
同校では2019年7月に体育祭が行われたが、新型コロナの影響で20年の実施を見送った。体育の授業も密になりやすいことから同市政府から許可されず、児童生徒の体力低下が懸念されていた。
ふれあいフェスティバルを担当した一人で小学部6年の笠岡睦史教諭は「子どもたちの前向きな姿勢、明るい表情を見て実施して良かったと思う」と語った。
競技と演技は小学部1・2年、3・4年、5・6年、中学部に分けて実施。児童生徒は原則として、オンラインで教室から他学年の様子を見学した。また、保護者も校内参観を見送り、オンラインでの視聴に限定した。
笠岡教諭は「JJSでは昨年9月からようやく対面授業が始まった。ふれあいフェスティバルを通じ、子どもたち同士の関わり合いを思い出すことに繋がってくれれば嬉しい」と振り返った。 (長田陸)