コロナ禍で2年ぶり JJCソフトボール部 活動再開を果たす
ジャカルタ・ジャパンクラブ(JJC)ソフトボール部が16日、2年ぶりに活動を再開した。西ジャワ州ボゴール県スントゥールJJCグラウンドには、久しぶりのプレーに張り切る部員を見守る家族らの姿もあった。コロナ以前にグラウンドで見られたアットホームな雰囲気が戻りつつあった。
2022年前期はリーグ形式ではなく、トーナメント形式で実施される。19年後期に30あったチームは20チームとなり、決勝は2月13日に予定。22年前期の期間は3月13日までとなり、1カ月間にわたりトーナメントを敗退したチームによる交流戦が行われる。再開初日の16日は6試合が行われた。
参加チームからは2年ぶりの開催に喜びの声が上がった。ヒーローズの寺田光男監督はJJCグラウンドでの試合を終え、「楽しかった! 開幕前からスナヤンで練習をしていたけれど、気持ちの入り方がやっぱり違う」と興奮気味に話した。
オールスターズの小田正博監督は「2年ぶりに開催には事務局に感謝したい。自分がケガをして出場できなかった分、みんなが頑張ってくれた。次も勝ちたい」と意気込む。
駐在生活が6年目となる丸紅の加藤義樹監督は「2年間待っていた。本当に楽しかった。駐在員が一丸となってチーム応援することはゴルフではできない」とソフトボールの楽しみを語った。
初戦でホームラン7本を放ち、19対1で相手に圧勝した伊藤忠の種市司監督は「監督になって、すぐコロナ禍となった。この2年で部員の3分の1が入れ替わった。あと3試合で決勝。優勝を目指してポジションも組んでいる」と活動再開後の初優勝に照準を絞っていた。(坂田恵愛、写真も)