国内最大のIT展開幕 22万人の来場見込む 同時開催の展示会も JCCできょうまで
中央ジャカルタ・スナヤンのジャカルタ・コンベンション・センター(JCC)で6日、国内最大規模の情報通信機器の展示即売会「インドネシア国際通信会議&エキスポ(ICC)2011」と「第9回インドネシア・セルラー・ショー(ICS)」が開幕した。7日まで。インドネシア携帯電話協会(ATSI)が主催し、通信情報省など4省が協力。「インドネシア・コンピュータ・フェスティバル」(10日まで)も同時開催している。
3展示会に275社がブースを出展。会期中に22万人の来場者を見込んでおり、成約額6兆ルピアを目指す。
開幕式典に出席したティファトゥル・スンビリン通信情報相は、市場規模が拡大する国内のIT産業が持つ潜在力を強調。「自国産業の発展や全国民の通信への接続環境の改善に向けても、産業の発展促進に政府も貢献していきたい」と語った。
会場では、パソコンやカメラ、複合印刷機とその周辺機器などさまざまな製品が並んだ。来場者の注目を集めていたのが、タブレット型端末とスマートフォン。アップルやソニー製品なども展示・販売されているが、中国や台湾、韓国メーカーの商品が目立った。大幅な割引を実施している販売代理店のブースも。
CDMA形式の通信サービス「スマートフレン」のブースでは、同ブランドのタブレットや携帯電話端末を最大で25%割引。ひときわ多くの来場者を集めていた。
各展示会の共通入場料は、平日が5千ルピア、週末が1万5千ルピア。