外国人観光客は45人 今年1~10月  バリ州

 バリ州観光局のニョマン・グデ・グナディカ局長は16日、2021年1~10月の期間に同州へ訪れた外国人観光客数が45人であると発表した。19年には約620万人、20年には105万人の外国人観光客が同州へ訪れていた。地元メディアが報じた。
 外国人観光客数が激減した理由について、ニョマン氏は「コロナ禍でングラライ国際空港(バリ州デンパサール市)の国際線ターミナルがほぼ一年中閉鎖していた」と説明した。
 ルフット・パンジャイタン海事・投資調整相は10月14日、同月15日から日本、中国、サウジアラビア、スウェーデンなど当時コロナの感染者数が減少傾向を示している国を対象に外国人観光客を受け入れると発表していた。ただ、受け入れ初日となった15日の同空港国際線ターミナルは閑散としていたと地元メディアは報じている。
 一方、バリ州へ訪れる国内旅行者の数は増加傾向にある。ングラライ国際空港の広報担当、タウファン・ユディヒスティラ氏は14日、同空港国内線の1日当たりの利用者数が先月11月と比較し、36%増加(1日当たり約1万1440人)したと発表した。政府は人流増加が予測されるクリスマスと年末年始における規制措置の一環で全国で緊急活動制限をレベル3に引き上げると発表。しかし、政府はこの決定を見送った。これを受け、タウファン氏は年末にかけて同空港の利用者がさらに増加すると予測している。

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