包括業務の提携締結 中間層向けの保険提供 国内各地で販売
Jトラスト・インドネシア銀行は15日、インドネシアの財閥GSKグループと日本生命保険(本社・大阪府大阪市)の合弁会社アスランシ・ジワ・セクイス・ファイナンシャルと生命保険・医療保険の販売に関する包括的業務の提携契約を締結した。
2022年1月下旬ごろからJトラスト銀行の国内42支店で、セクイス社が提供する養老保険などを取り扱う予定だ。
この日、契約を締結する調印式に臨んだJトラスト・インドネシア銀行の深代律雄社長は、「セクイス社と共に、幅広いコミュニティーへ質の高いサービスを提供していきたい」と述べた。インドネシアの豊かな社会づくりに貢献していくという。
アスランシ・ジワ・セクイス・ファイナンシャルの親会社アスランシ・ジワ・セクイス・ライフの日本担当、青木純平氏によると、販売が予定される養老保険は、ミドルクラス以上を対象とする保険となる。保険料は月々100万~200万ルピア。貯蓄性の高い保険になるという。(長田陸、写真も)