オミクロン株 国内初感染情報を否定 保健省
保健省の感染症予防・管理局のシティ・ナディア・タルミジ局長は8日、新型コロナウイルスの新たな変異株「オミクロン株」の感染者が国内で初めて確認されたとの一部報道を全面否定した。ナディア局長は、「現在に至るまで(国内でオミクロン株の)感染は確認されていない」と述べた。地元メディアが報じた。
誤報の発信源とされたのは西ジャワ州ブカシ県保健局のスリ・エニ・マイニアルティ局長。地元メディアは、スリ局長がブカシ県でオミクロン株に感染したジャカルタ市民4人を確認したと報じていた。
一方、スリ局長は8日、一部報道に対し、「オミクロン株に感染した疑いがあるジャカルタ市民がいると言ったが、感染したとは言ってない」と反論している。