創立50周年の記念式典実施 元気にダンス披露 JJS幼稚部
ジャカルタ日本人学校(JJS、バンテン州南タンゲラン)幼稚部で27日、創立50周年記念式典が行われた。式典では、年少の園児が「がむしゃら行進曲」、年長が「ソーラン節」を保護者や先生たちの前で元気いっぱいに披露した。
幼稚部は2021年2月11日に創立50周年を迎えたが、新型コロナウイルスの影響で式典は延期されていた。また、感染対策で式典に参加する保護者は各家庭1人に限定して行われた。
鈴木和彦園長は、「ようやく保護者を呼んで行事を行うことができた」と語った。幼稚部は2020年3月に行った卒園式以来、保護者が参観しての行事の実施は見送っていた。
この日、式典に参加した園児は約30人。鈴木園長によると「コロナ禍前は約170人の園児が在籍していた」。ただ、22年の春には新たに園児40~50人が入園を予定。今後、鈴木園長は「幼稚部が賑やかになることを期待している」。
また、JJS幼稚部について、鈴木園長は「JJSの園庭はとても広い。日本人の先生3人、日本語を話せるインドネシア人の先生が10人在籍している。国内と同水準の保育を実施できるのに加え、インドネシア人の先生から直接、文化の勉強をすることができる」と魅力を語った。
鈴木園長によると、新型コロナの感染拡大の状況を見ながら、12月7日にもちつき大会を実施する予定だという。(長田陸、写真も)