GIIASを視察 EV試乗運転も ジョコウィ大統領
ジョコ・ウィドド(通称ジョコウィ)大統領は17日、国際展示場「インドネシア・コンベンション・エキシビジョン(ICE)」(バンテン州南タンゲラン)で開かれているガイキンド・インドネシア国際オートショー(GIIAS)を視察した。地元メディアが報じた。
ジョコウィ大統領にはプラティクノ国家官房長官やアグス・グミワン・カルタサスミタ工業相のほか、インドネシア自動車工業会(ガイキンド)のヨハネス・ナンゴイ会長らが同行。各社のブースを巡回した。
大統領はまた、会場の屋外のコースで三菱自動車の電気自動車(EV)「MINICAB―MiEV(ミニキャブ・ミーブ)」の試乗運転をした。
政府が国内の車両の電動化を促す中、ジョコウィ大統領は「政府は環境に優しいEVやハイブリッド車を生産するための支援を続ける」と述べたが、具体的な支援策や援助方法については、言及していない。
一方、ルフット・パンジャイタン海事・投資調整相は同日、EVの購入者に対し、政府は奨励金を準備していると言明。また中国の上汽通用五菱汽車(ウーリン)に対しては、EVを1億5千万ルピア以下で販売するよう求めていることを明らかにした。