ゴミ処理場の利用延 首都、ブカシ市と 5年間
ジャカルタ特別州のアニス・バスウェダン知事は、隣接する西ジャワ州ブカシ市との間で、同市内にあるバンタルグバン廃棄物最終処分場の利用期間を延長する契約を結んだ。国営アンタラ通信が25日、伝えた。
これによると、従来の利用契約は26日に失効し、新たな契約に基づいてジャカルタ特別州は今後5年間、同最終処分場を利用することになる。
増え続けるごみの処理問題は、首都・ジャカルタにとって深刻な社会問題になっており、同処分場に投棄されるジャカルタからのごみは1日7400トンにのぼる。
ジャカルタ特別州政府環境局のアセップ・クスワント局長によると、同州が処分場周辺の住民に支払う補償金は年間3795億ルピアに膨らんでいる。 (リリス・イラワティ)