州内59カ所の公園開放 ジャカルタ 保健アプリで接種証明
ジャカルタ特別州政府の公園・森林管理局は23日、州内59カ所の公園を開放すると発表した。これまでは新型コロナウイルスの感染対策で閉鎖されていた。地元メディアが報じた。
対象となるのは、中央ジャカルタでメンテン公園、北ジャカルタでカリジョド公園、西ジャカルタでカンプン・バル公園、南ジャカルタでプリン公園などとなる。
ただ、公園利用時は保健アプリ「PeduliLindungi(プドゥリリンドゥンギ)」を使い、新型コロナのワクチン接種を証明する必要がある。
25日昼ごろ、開放対象となった中央ジャカルタのバンテン広場は閑散としていた。広場で駐車場を管理するマセップさん(40)によると、「夕方になると家族連れや若者たちが運動や写真撮影を楽しんでいる」。広場周辺で商売をするカキリマ(移動式屋台)の数も徐々に増えてきているという。(長田陸)