オンラインで料理コンテスト APIJ
インドネシアが独立76周年を迎えたことを記念し、在日インドネシア経営者協会(APIJ)は8月31日、伝統的なお祝い料理「ナシトゥンペン」の料理コンテストをオンライン会議サービス「Zoom(ズーム)」を使って開催した。
コンテストに参加したのは、日本国内にある5つのインドネシア料理レストランで働く料理人。制限時間内にナシトゥンペンを盛り付け、腕を競った。各店舗はナシトゥンペンの盛り付けに対するこだわりや使う食材についても説明した。また、コンテストが始まる前は、インドネシア料理家の榎本直子さんがナシトゥンペンの特徴や魅力について語った。
優勝の決定は、観戦者による投票で決められた。投票基準は「見た目の美しさ」と「食べてみたいか」となっており、約50人が投票した。優勝に輝いた、横浜市に店を構えるインドネシア料理店「ダポール・コネン」の責任者は投票者に感謝の意を示した。
APIJは2018年4月に日イ両国間における経済的、人的交流の促進などを目的に設立された。大手財閥シナール・マス、バンク・ヌガラ・インドネシア(BNI)やガルーダ・インドネシア航空などが加盟している。