ジョクジャの魅力を発信 RBI
駐日インドネシア大使館のRBI(Rumah Budaya Indonesia=インドネシア文化の集い)は28日、「VISIT YOGYAKARTA」と題したオンラインイベントを開催、古都・ジョクジャカルタの魅力を紹介した。
ヌニン・ワフユニアンティ駐日大使夫人は開会のあいさつで、「(同イベントが)知識を身につけるだけでなく、(日イの)友好関係をより強化するものになることを願っている」と期待を込めた。
イベント前半では、名門ガジャマダ大学(ジョクジャカルタ特別州)の元留学生で観光業などに携わる勝俣直博さん(33)が、ジャダテンペ(発酵食品テンペの煮込み料理)やヤンコ(餅菓子)など、ジョクジャの伝統的な食品を紹介した。また、クラトン(王宮)やマリオボロ通りなどの観光名所、ジョクジャの歴史なども説明した。
後半はスカル・プディヤストゥティ(ジョクジャの伝統舞踊)の披露、クルポン(もち米とココナッツで作る伝統的なお菓子)の作り方を紹介した。
インドネシアの文化情報を毎月、無料発信しているRBIは次回9月11日開催のイベントで、テンペの歴史、伝統料理などを紹介するという。料理コーナーでは本紙(7月14日付8面)で紹介した宮嵜太樹さんが担当する。
(長田陸)