国内33カ所で病床確保 公共事業・国民住宅省 緊急病院と隔離施設で

 バスキ・ハディムルジョノ公共事業・国民住宅相は9日、国内33カ所で新型コロナウイルス患者を対応する隔離施設と緊急病院を準備したと発表した。病床数は最大8800床。同省はこれまでに東ジャカルタの宗教施設、ウィスマ・ポンドック・グデを緊急病院に転換するなど、病床確保を急いできた。
 同省が隔離施設と緊急病院を確保したのは、ジャカルタ、バンドン、スマラン、ソロ、スラバヤ、バリ、メダン、ランプンなどの新型コロナの感染拡大が深刻な地域。病床数は隔離施設で5989床、緊急病院で2811床となっている。
 一方、同省による病床確保が進む中、ジャワ島とバリ島の一部地域では病床使用率は低下している。
 保健省によると、9日時点でジャカルタ特別州の病床使用率は41・7%となっている。また、東ジャワ州で63・5%、中部ジャワ州で48・7%、バンテン州で45・3%、西ジャワ州で44%にまで下がってきた。
 これに対してジャワ・バリ島以外の地域では、感染拡大が深刻化する状況にあり、地方の病床使用率は上昇している。東カリマンタン州で75・9%、南カリマンタン州で75・7%、中部スラウェシ州で72・1%、西スマトラ州で71・7%となっている。

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