変わり果てたモール
取材で西ジャワ州ブカシ県チカランにあるリッポー・チカランモールに行った。駐車場にオートバイを停めると、モールの正面入り口へと向かった。ただ、扉には鍵がかけられていた=写真。駐車場では他にも何台かオートバイが駐車していたのに、なぜ扉に鍵がかけられているのか。警備員に尋ねてみると、開いているのはモールの裏にある入り口だけだという。面倒だとは思いつつも裏口に回った。
モールの中に入ってみると、エアコン・電灯はすべて消えており、お店は薄暗いランプを使用して営業していた。さらに、買い物客の姿はほとんど確認されず、(おそらく)料理のデリバリー注文を受けたゴジェックやグラブなどの運転手、退屈そうに店番をしている店員ばかり。変わり果てたモールの様子を見て驚いた。
取材を終えると、モール内はかなり暑かったのですぐに退散した。緊急活動制限下ではモールで買い物をする機会がなかったので、ここまで変わっているとは知らなかった。一刻も早く通常営業に戻れるような状況になることを願う。(じゃかるた新聞=センディ・ラマ)
× ×
新型コロナウイルスの感染拡大を受け、本欄では同窓会や同好会、同郷会の皆さまからのイベント開催報告の募集を停止しております。これに代わり、暮らしの中で見つけた新たな発見や、インドネシア生活で感じたこと、思い出などについてのご寄稿を募集します。
原稿は写真1枚付き。文末に氏名かペンネームをご記載ください。掲載時は12文字詰で20~60行程度になるよう、編集させていただきます。
投稿は担当者(メールjalanjalan@jkshimbun.com)まで。ご応募お待ちしています。