酸素濃縮器などを空輸 国軍、パプアへ
インドネシア国軍は2日、パプア州に向けて酸素濃縮器50台、医療用マスク15万箱などを空輸した。新型コロナウイルスの感染拡大で医療物資への需要が高まっているため。地元メディアが伝えた。
空輸された医療物資には、防護服1千着、医療用手袋1千箱、迅速抗原検査キッド2万個も含まれた。
国軍中央情報局のエディス・リヤント大佐は、「検査キットは国家防災庁(BNPB)から、酸素濃縮器はウィスマ・アトレット(新型コロナ患者の隔離施設)から提供された」と話した。
地元メディアによると、新型コロナ感染者の増加に伴い、パプア州ミミカ県、メラウケ県、ジャヤプラヤ市と西パプア州ソロン市でも緊急活動制限「レベル4」が発令されている。