無料遠隔医療の対象拡大 西ジャワ州など4州 保健省
新型コロナウイルスの感染拡大で医療崩壊が懸念される中、保健省はこのほど、ジャボデタベック(首都圏)で実施している無料の遠隔医療サービスの対象地域を拡大する方針を決めた。
新たな対象となるのは、西ジャワ州、中部ジャワ州、東ジャワ州、バリ州の4州で、症状の軽い感染者への対応を想定している。
発表によると、同省のNAR(New All Record)システムに加盟している指定検査機関で、PCR検査か迅速抗原検査で陽性反応が出た場合、通話アプリのワッツアップで結果を確認できるようにする。
また、専用アプリを使って自身の健康状態を医師と情報共有したり、医師の判断を求めたり、自宅などの自主隔離先にビタミン剤や薬の配送を依頼することもできるという。