食料や医療消耗品 緊急病院へ支援 ネスレ
スイス系食品大手ネスレの現地法人ネスレ・インドネシアは23日、食料品や酸素濃縮機、マスクや化学防護服などの医療消耗品4万5402点を緊急病院に転換した東ジャカルタの宗教施設、ウィスマ・ハジ・ポンドック・グデに提供すると発表した。地元メディアが報じた。
ネスレ・インドネシアの支援について、保健省の担当局長、アンディ・サグニ氏は「新型コロナウイルスの対処に役立つ」と話した。これに対し、同社のデボラ・ルクマワティ・トゥジャンドラクスマ総務部長は同日、「支援を通じて医療従事者や新型コロナウイルス患者の負担が軽減されることを願っている」と話した。
地元メディアによると、ネスレ・インドネシアは2020年3月から政府や保健機関などに対し、数々の支援を行ってきた。同社はこれまでに食糧品約300万点、医療消耗品約160万点などを提供した。