どこまで我慢できるだろう
2019年5月21日、大統領選挙で、当時就任1期目のジョコ・ウィドド(通称ジョコウィ)大統領とグリンドラ党党首プラボウォ・スビアント氏(現国防相)による決選投票でジョコウィ大統領の勝利がインドネシア選挙管理委員会により発表された。翌日未明、プラボウォ氏支持者が暴徒と化し治安部隊と衝突した。
タムリン通りは独立記念公園や大統領宮殿に近いこと、デモの群衆が通ることから、大きなデモがあると、大概封鎖される。携帯電話内の写真データ=写真=には2019年5月23日午後6時17分と記録されていた。サリナの交差点からワヒド・ハシム通りには鉄条網が張り巡らされている。写真には写らないが、当日もあたりは治安部隊が使った催涙ガスが漂っていた。小紙ホームページで当時の記事を読み返した。まだ、2年ほど前のことだ。昨年はオムニバス法成立に反対するデモがあった。今年は何も起こらないだろうか。新型コロナウイルスの急激な感染拡大、緊急活動制限下で、誰もが十分疲弊している。デモが起こらないことを願う。(じゃかるた新聞=坂田恵愛)
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