付加価値税改定を検討 政府、一部引き上げ
政府が付加価値税(VAT)の税率改定を計画している。現行では一律10%としているが、「高級品」への税率を引き上げ、生活必需品や日用品を引き下げる案などが検討されている。経済誌ビスニス・インドネシアなどが報じた。
報道によると、検討されている案では一般的な税率を12%に引き上げ、「高級品」などに対しては15%以上とする。一方、生活必需品や日用品を5~7%に引き下げるという。具体的な品目は明らかになっていない。
税率改定に関しては、アイルランガ・ハルタルト経済調整相が5月、税収確保の一環として国会で議論すると言及していた。