夜市に立ち寄って

 仕事が終わり、帰宅している時に家の近くにあるパサールマラム(夜市)=写真=に寄った。夜市には観覧車や空中ブランコのようなアトラクション、軽食を売るカキリマ(移動式屋台)などがある。お祭りみたいで、誰もが楽しめる場所だと思う。
 夜市に訪れると、小学生の時に両親と来たことを思い出す。当時は、よく綿菓子を買ってもらった。観覧車に乗り、無邪気に母親に手を振っていたこともある。楽しかった思い出がどんどんあふれ、子どもの時に戻りたくなる――なんてことを考えていると、夜市に変化があることに気づいた。私が小学生だった頃は、デートを楽しむ若者が多かったが、今は家族連れが多いのだ。
 私の考えだが、今はイルミネーションがきらびやかに輝いており、家族で訪れやすい雰囲気となっている。一方、昔のイルミネーションは質が悪く、夜市全体の雰囲気が薄暗い。だが、その雰囲気がデートを楽しみたい若者を引き寄せていたのだろう。(じゃかるた新聞=センディ・ラマ)
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