国営肥料会社 生産量 目標の118%達成
国営肥料会社ププック・インドネシアのバキル・パサマン社長は1日、2020年の総生産量は「目標の118%にあたる1938万トンを達成した」と発表した。同年の収入は71兆8700億ルピアに達した。地元メディアが報じた。
2020年の肥料製品の生産量は目標の117%にあたる1226万トンとなった。アンモニア、硫酸、リン酸など非肥料製品は712トンだった。
同社はコロナ禍でも製造量が増えた理由について、東ジャワ州グレシック県と南スマトラ州パレンバン市に増設した新工場の稼働としている。2020年の同社の資産は122兆4900億ルピアとなった。
同社は今後、パレンバンなどに工場を増設し、西パプア州ビントゥニの工業地帯で肥料産業と石油化学事業の展開を計画している。