1人88万ルピアに決定 自主接種ワクチン 保健相
ブディ・グナディ・サディキン保健相は11日、民間による新型コロナウイルスワクチン自主接種で使用される中国医薬集団(シノファーム)製ワクチンの価格を、保健大臣令で1人当たり約88万ルピアと決定した。ワクチン供給をする国営製薬ビオファルマと調整して決めた。地元メディアが報じた。
同大臣令では、1回分のシノファーム製ワクチンの価格は32万1660ルピアで、接種にともなって医療機関に支払う経費は1回当たり最大11万7910ルピアまでとした。ワクチンは2回接種されるため、1人当たりの接種費用は計87万9140ルピアとなる。
自主接種を実施するインドネシア商工会議所(KADIN)は接種開始日を17日としてきたが、さらに延期して5月中の接種開始とする方向で調整しており、21日まで参加企業の追加登録を受け付けている。