ブカシ駅で複線化工事 KAI 年末完成へ

 ブディ・カルヤ・スマディ運輸相は、18日、ブカシ駅(西ジャワ州ブカシ市)で会見し、マンガライ駅(南ジャカルタ)~チカラン駅(西ジャワ州ブカシ県)間で進むKAI(国鉄)線路の複線化工事で、ブカシ駅の工事を2021年末に完成させると発表した。地元メディアが報じた。
 ブカシ駅における工事の進ちょくは77・84%で、長距離列車が走行するマンガライ駅、ジャティヌガラ駅(東ジャカルタ)、チカラン駅で工事が同時進行している。今回の複線化で、乗客が特定の場所に集中する現象を分散するほか、長距離列車と首都圏専用電車(KRL、コミューター)で線路に分けることで、運行する電車の増発が可能になる。この結果、乗客の電車の待ち時間が短縮されることになり、ブディ運輸相は「これまで10分以上の待ち時間だったが、5分に短縮されることで、利用者の増加が見込める」と期待を示した。

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