朗読など15分に制限 アニス知事、ラマダンで
ジャカルタ特別州のアニス・バスウェダン知事は12日、ラマダン(断食月)期間中のムスリムの礼拝に関し、集団礼拝時のコーランの朗読や講義、説教を15分以内で行うよう求める通達を出した。
州政府はモスクの人数制限などを条件に期間中の集団礼拝を容認した。一方で、ラマダン期間中の新型コロナウイルス感染拡大を警戒。感染者が急増した場合、規制を強化する姿勢も示している。
また知事は期間中の企業や個人によるザカート(喜捨)でも、密集状態を生まないよう対策することを求めた。