悩ましいのは駐車場

 ジャカルタ暮らしでオートバイはもう欠かせない。特に交通混雑が息を吹き返し始めた中心部では、実に便利な移動手段と思っている。
 ただ、悩ましいこともある。どこにオートバイを止めるかという駐車場の問題だ。
 伝統的な社会の中では、オートバイはまさに庶民の足であり、これなくして生活が成り立たない。したがって、どこに行っても駐車スペースがあり、誘導してくれる人に渡すチップも2000ルピアほど。日本の駐車場に比べると圧倒的に使い勝手がいい。
 ところが、五ツ星ホテルや富裕層向けのショッピングモールでは違う。オートバイ用の駐車場=写真=は地下の奥の奥にあり、たどり着くまで複雑なルートを強いられることもある。語弊を恐れずに言えば、従業員や出入りの業者と同じような扱いになり、出し入れだけで一汗かくことも少なくない。
 といいつつ、行き先によって車移動と使い分ければいい訳で、本当は早く雨期が開け、コロナも収束に向かい、地方の田園風景の中を走りたくて仕方がない。(じゃかるた新聞=長谷川周人) 
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