住宅火災で10人死亡 東ジャカルタ・マトラマン 原因を調査中
25日午前4時50分ころ、東ジャカルタ・マトラマンの第3ピサンガンバル通りの住宅街で、火災が発生した。住宅が一棟が全焼し、住んでいた10人が死亡した。出火原因について消防は漏電としたが、警察も事件性の有無を調べるという。地元メディアが報じた。
死亡したのは1歳半の幼児1人を含む10人。全焼した住宅には4部屋あり、5世帯の計15人が入居していたが、残る5人にけがはなかった。消火活動には消防車14台が出動した。
現場は住宅密集地にあり、焼け落ちた部屋の前の通路は幅2メートルと狭く、袋小路になっていたことなどから、消防は死亡した10人は行き場を失ったまま、逃げ遅れたとみている。
鎮火後に火災現場を訪れた東ジャカルタのムハマド・アンワル市長は、「ジャカルタでの多くの火災は漏電が原因」と指摘。近隣住民に電気配線の扱いに注意するよう呼びかけた。