5~6月から乾季スタート 気象庁 「今年は特に乾燥」
気象庁(BMKG)のデウィコリタ・カルナワティ長官は22日、国会の第5委員会(気象など)で、2021年の乾季は5月~6月に始まるとみられると発表した。地元メディアが報じた。
気象庁は、3月27日までは全国的に大雨が発生する可能性が残るが、広い地域で5月から乾季が始まり、8月にピークを向かえると予測している。
デウィコリタ長官は「今年は例年より乾燥する」とし、乾季の到来に伴う森林火災の発生に注意するよう呼びかけた。大規模な森林火災は、リアウ州や南スマトラ州で5月~7月に発生する可能性があるとした。
一方、国立航空宇宙研究所(LAPAN)は公式サイトで22日、集中豪雨などの異常気象は5月まで続くとの予測を示した。特にジャワ島やスラウェシ島の中部、パプア全域などが該当地域となる。また、3月中はジャワ海南部での強風と高波の可能性があるとし、注意を呼びかけている。