シノファームから200万回分調達へ 自主接種で使用か 新型コロナワクチン
ルフット・パンジャイタン海事・投資調整相は25日、中国医薬集団(シノファーム)の新型コロナウイルスのワクチン200万回が3月までにインドネシアに到着する見込みだと発表した。政府が進める無料の集団接種ではなく、民間による自主接種で使用されるという。CNNインドネシアが報じた。
自主接種はインドネシア商工会議所(KADIN)が企業の従業員などを対象に計画。25日までに約6900社が参加を希望したという。
食品医薬品監督庁(BPOM)はシノファームのワクチンについて緊急使用許可を出しておらず、審査を進めるとしている。
またイスラム学者会議(MUI)もハラル(イスラム教義に沿ったもの)であるか審査し、ファトワ(宗教見解)を準備するとした。