2月までに投与完了へ ワクチン 医療従事者が対象
保健省のシティ・ナディア・タルミジ報道官は23日、医療従事者約140万人を対象とした新型コロナウイルスワクチン投与を2月中に完了させると発表した。これまで全国の92の県・市にある医療施設1万3525カ所で、17万2901人が接種を完了したという。
一方、医療従事者約2万7千人の接種が遅れている。多くは高血圧などの持病が理由だが、シティ報道官は「(持病以外の理由で未接種の者は)延期であり、拒否するといった報告は聞いていない」と強調。医療従事者にワクチン接種の重要性を呼びかけている。
地元メディアによると、国営製薬ビオ・ファルマは同日、中国の科興控股生物技術(シノバック・バイオテック)から輸入した原料から、ワクチン400万回分を製造したと発表した。