首都PSBBを延長 アニス知事 「州外への旅行控えて」

 ジャカルタ特別州政府は21日、同日を期限にしていた新型コロナウイルス対策「大規模社会的制限(PSBB)」を、来年1月3日まで2週間延長すると発表した。クリスマスと年末年始にかけては市民に外出自粛を求め、一部制限を強化する。
 ジャカルタでは21日、新たに1466人の感染が確認され累計感染者数は16万4577人になった。死者は15人増えて3087人。
 州政府は10月から制限緩和を続けていたが、再び感染状況が悪化してきた。アニス・バスウェダン知事は声明で11月7日以降、新規感染者の増加が加速してきたと指摘、10月下旬の連休で州内外への往来が活発になったことが原因だとした。「休日の外出、特に州外への旅行を控えてほしい」と呼び掛けた。
 州内の病床使用率は8割を超え、再びひっ迫した状況に陥っている。保健局によると、20日時点で使用数は一般病床6663床のうち5691床、集中治療室(ICU)907床のうち722床となった。
 州政府は12月の連休でさらに状況が悪化する事態を懸念し、12月24~27日と12月31日~2021年1月2日、ショッピングモールや娯楽施設などの営業時間を午後7時までに短縮することを決めた。公共交通機関は18日から運行時間を午後8時までに短縮した。

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